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電力自由化についての学習会を開催しました。


 20会場風景①.jpg16年6月30日(木)ピアザ淡海に於いて、「電力自由化についての学習会」を開催し、会員生協役職員、消費者ネット・しが会員など28名が参加しました。
 今年から電力自由化が始まり、一般家庭や事業者などすべての電力利用者が多様な小売電気事業者や料金メニューなどを選択できるようになりました。消費者にとって、どれが適切なのかよくわからないのが現状です。自由化の背景や自由化直後の消費者の動向など、また、地球温暖化とエネルギー問題の視点から今後の課題と展望について学び、考えあう機会として開催しました。   
 
板谷部長.jpg【主な内容】
 日本生協連環境事業推進部部長の板谷伸彦氏を講師に、「電力自由化~開始後の状況と、消費者から見た課題と展望~」をテーマとし、
①電力自由化の概要について、②新規参入小売り事業者の顔ぶれ、③“選ぶ”際に知っておきたい“地球温暖化とエネルギー問題”、④選ぶときに気をつけること、⑤家庭での省エネ・創エネについてなどを視点で解説されました。

 消費者にとって大切なのは、低価格の追求や、選択の自由度を高めることだけではなく、「納得してお金を払えるところに、料金を払いたい。」という要求と「選ぶ責任」を結び付け、適正な事業者を見極めていくことです。ひいては、公平性と透明性が確保された適正な市場メカニズムを確保していくことが自由化の目的です。今後、動向を見ながら、消費者にどう影響を及ぼし、また、エネルギー問題や環境問題全般をとらえてどう変わっていくか、適宜、第2弾、3弾の学習会を開催し情報を共有できる場づくりをすすめていく必要があります。