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国際協同組合デー企画合同研修会を開催しました。

国際協同組合デー企画
県内協同組合合同研修会を開催しました。


2011年7月22日(金)午後1時30分~、滋賀県農業教育情報センターで国際協同組合デー企画として県内協同組合合同研修会を開催し、農協や生協の役職員64名が参加しました。


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まず、滋賀県生協連の専務理事と滋賀県農業協同組合中央会の鈴木部長よりそれぞれ活動報告がありました。












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記念講演は、農業ジャーナリストの榊田みどりさんに「TPPをめぐる議論と私たちの暮らし」ー東日本大震災から考えることーと題してご講演をいただきました。





榊田さんからは、①TPPは「輸出産業」対「日本農業」という単純構図で捉えてはいけない、②TPPをめぐる財界、医療、食糧問題、地域の視点からの論点整理について、③食料・農業への影響度合いと、労働力や生産拠点のグローバル化、④ローカルの対処法としての「連帯経済」への展望と模索、⑤国際協同組合年に向けての動きとして、“全国協同組合連合”、“地域協同組合”などの協同・連帯のあり方への模索などについての情勢報告と、⑥国際協同組合年のスローガン「協同組合がよりよい社会を築きます。」は、地域や生活者にとって価値観も違う、何をどのようにすすめていくのかの具体策を示す必要があるなどの提言、解説がありました。


最後に、JA滋賀中央会の武部専門員より、2012年国際協同組合年へ向けて、協同の社会づくりをめざすための理解と協力のお願いがあり閉会しました。