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日本国憲法学習会を開催しました。

 2019年2月2日(土)、草津市の会議室に於いて、伊藤真弁護士を講師に“日本国憲法学習会”を開催し、滋賀県生協連、会員生協の役職員・組合員ら56名が参加しました。憲法改定に向けた議論が高まっていることを受け、日本国憲法やその基本となる考え方を学ぶ学習会としました。

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 講演では、憲法改正には国民投票において、その投票総数の過半数の賛成を必要とする(第96条)。そして、そのしくみと問題点。憲法第9条の戦争の手段を規制した2項こそが特に重要。2項と合わせて、一切の戦争を放棄している。「すべての国民は個人として尊重される」→一人ひとりを大切にする。(憲法13条)など、私たちのくらしの基礎にある日本国憲法の基本的な考え方や憲法がめざす平和、また、9条改憲案の本質などについて詳しく、わかりやすく解説いただきました。

 今こそ、冷静に現実を見る眼が必要。戦争の悲惨な実態を知ること。軍事力によって問題は解決しない。どんな理由であっても、戦争という手段では何も解決しないことを改めて参加者のみなさんと共有しました。

 最後に、伊藤先生は、今、私たちにできることは、この国をどんな国にしたいのか、私たち自身が覚悟を決めること。今を生きる者としての責任を果たし誇りを持つ。憲法を知り自立した市民としてそれぞれが主体的に行動しましょうと締めくくられました。

【参加者からの感想】DSC_0347.jpg

・ 日本国憲法で一番大切なモノは、「個人の尊重」というのが分かりやすく説明いただけました。憲法は国民が守る義務はなく、政治家などに守らせる責任があるとのことが憲法99条で書いてあるのを知りました。

・ 今までじっくり考えたことなかったけれど、人として生きていく上でとても大事な憲法について、よくわかるようにお話ししてくださいました。生命を受けたからには、どういきているかは各々違うけれど、自分でしっかりと意見を持ち、子ども、孫たちも戦争のない今のこの現状を続けていけるように学べたこと、とても良かったです。

・ 「次の世代への責任がある」と強く思いました。放っておくと私たちでさえも国のイメージに左右される危険があると思うと本当に怖くなります。沖縄のことも、他国の戦争も決して他人事ではない。世界に誇れる憲法を持つ日本人だからこそ、もっと誇りと自覚を持って、親として社会人として責任を持って活動していきたいと思いました。など多くの感想を寄せていただきました。

 私たちのくらしに直結する日本国憲法を学び、国民一人ひとりが意見を持ち判断するきっかけづくりとなる大変有意義な学習会となりました。