滋賀の生協 No.169(2015.02.16) |
消費者ネット・しが 公正取引委員会 滋賀県における有識者との懇談会、一日公正取引委員会に参加しました。 この懇談会は11月12日(水)、大津市において、公正取引委員会が主催し、競争政策の理解と、公正で自由な競争を促進するため、地域の代表的な意見を聞き政策推進に反映させることを目的に開催されました。 消費者ネット・しがの土井理事長からは、健康食品について景表法上の優良誤認の問題検証に傾注している旨を報告されました。また、公正取引委員会に対して、「景表法の消費者庁への移管以後の連携について」質問され、要望事項として、「健康食品の表示の問題で優良誤認の事案が多い、2013年度は近畿管区で措置命令はゼロであったし、景表法の執行についても積極的に関わっていただきたい。」、さらに「独禁法について、県内でも対象事案も多いと思われる。事業規模の大小にかかわらず弁護士の機能も活用いただきたい。」旨を要望されました。 公正取引委員会より、「景表法上問題のある事案についての情報共有をすすめているが、措置命令は消費者庁に移管している。引き続き情報のやり取りを行い市場の適正化に向けて努力していきたい。」、また「独禁法の浸透については、法律の現場とも共同していきたい。」旨の回答がありました。 |
公正取引委員会との懇談会の様子 |
意見を述べる土井理事長 |