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電力自由化についての学習会を開催 〜開始後の状況と、消費者から見た課題と展望〜

滋賀の生協 No.174(2016.8.22)

 6月30日(木)ピアザ淡海において、「電力自由化についての学習会」を開催し、会員生協役職員、消費者ネット・しが会員など28名が参加しました。
 4月から電力自由化が始まり、一般家庭や事業者などすべての電力利用者が多様な小売電気事業者や料金メニューなどを選択できるようになりました。自由化の背景や自由化直後の消費者の動向など、また、地球温暖化とエネルギー問題の視点から今後の課題と展望について学び、考えあう機会として開催しました。講師には、日本生協連環境事業推進部長の板谷伸彦氏に出講いただき、「電力自由化〜開始後の状況と、消費者から見た課題と展望〜」をテーマに、自由化の概要、新規参入事業者、選ぶ際の知識と要点、地球温暖化とエネルギー問題、さらには家庭での“省エネ・創エネ”などについて解説いただきました。
 消費者にとって大切なのは、低価格の追求や、選択の自由度を高めることだけではなく、適正な事業者を見極めながら、公平性と透明性が確保された適正な市場メカニズムをつくりあげていくことを学びました。