滋賀の生協 No.177(2017.8.4) |
5月20日、大津市のピアザ淡海に於いて、消費者月間(5月)のメインスローガン「行動しよう 消費者の未来へ」をテーマとしたシンポジウムを滋賀県と共催し、59名が参加しました。映画「バレンタイン一揆〜フェアトレードでほんとうに愛のあるチョコレートを…〜」を鑑賞し、ガーナにおける児童労働(Child Labour)の実態に触れました。現地からレポートし、日本でフェアトレードの運動を立ち上げた女子の姿を追い、公正な取引に基づく購買行動を学びました。基調講演では、NPO法人ACEの田柳優子さんから「フェアトレードを通じてめざすエシカル(倫理的)な消費者」をテーマに、“児童労働”の実態と派生する環境、その背景を語られました。また、私たちにできることとして、“知り・学び、広げ、求めていく”ことであり、日常の買い物から支援につなげてもらいたいと述べられました。フェアトレード(公正取引)の大切さを知り、エシカルな消費による支援について理解が深まったセミナーとなりました。 会場の出展ブースでは、フェアトレード商品のチョコレートやコーヒー、関連書籍などが販売され、多くの参加者らが買い求めました。 |
高荒課長の開催挨拶 |
田柳さんの講演 |
消費者月間セミナー会場の様子 |
フェアトレード商品の販売ブース |