滋賀の生協 No.183(2019.8.16) |
5月25日、大津市のピアザ淡海に於いて、消費者月間(5月)のメインスローガン「ともに築こう豊かな消費社会〜誰一人取り残さない2019〜」をテーマとしたセミナーを滋賀県と共催し、62名が参加しました。映画「甘いバナナの苦い現実」を鑑賞し、バナナの消費拡大の背景にあるフィリピンのバナナ農園における農薬被害の現状や、公正で持続可能な生産を求める農民・先住民族の活動から、現状を知り、私たち消費者自身の”選ぶ”役割について参加者らと考え合いました。また、「21世紀にバナナが私たちに投げかける問い」をテーマに、立教大学異文化コミュニケーション学部の石井正子教授に登壇いただき、バナナの生産から消費に至る過程を通して、国内でのバナナの消費の現状と、フェアトレード(公正取引)について学習し、“エシカル消費”をすすめていくことを参加者らと共有しました。 | 石井教授の講演 |
消費者月間セミナー会場の様子