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知事就任1周年 嘉田知事と生協連役員との懇談会を開催しました。

滋賀の生協 No.141 (2007.8.6)

知事就任1周年 嘉田知事と生協連役員との懇談会を開催しました。
 昨年7月2日の知事選挙により当選され1年が経過した今年7月3日に県庁ゲストルームにて、嘉田知事と生協連役員との間で懇談会をもちました。

 嘉田知事は、最初に「一年間が本当にめまぐるしく過ぎました。最初に知事としてやらなければと思ったことは、孫子の時代に財政のつけを残さないことです。現在、日本の国家財政は債務残高(借金)が国のGDP(国民総生産)の1.5倍となっています。このような国は世界の中で日本だけです。滋賀県も1兆円の借金があります。この解決に向けて、行政に対して県民の皆様から頂いた提案は方向が大体一致していると思います。後は方法(HOW)であり、目指すベクトルが同じならば、議論の中でより良い方向性が見いだせると思います。生協は『暮らしの場』から問題解決の提案を積み上げていくという組織であり、期待しています」という主旨の挨拶がありました。

 嘉田知事の話に続いて、下記のテーマに基づく県連役員による発表が行われました。
(1) 生協連、西山専務理事~
 「食の安全・安心条例化に向けた提案」
(2) コープしが、白石常務理事~
「ささえあいサポート、福祉ネットワーク、ゆめふうせん企画、他」
(3) 滋賀県環境生協、藤井理事長~
「菜の花エコプロジェクトの概要と取り組み」
 その後に意見交換に移り、嘉田知事から上記三者の発表に関する感想を含めた意見が出されました。最後に「今後も年に1回ぐらいの割合で意見交換ができればいいと思っています」という司会者のまとめで終了しました。


意見交換する嘉田知事と生協連の役員。