滋賀の生協 No.171(2015.8.5) |
県内協同組合・関係団体との連携を強める~IYC記念滋賀県協同組合協議会の取り組み 第93回国際協同組合デー記念講演会を開催しました。 7月4日(土)の国際協同組合デーに呼応して、大津市の滋賀県農業教育情報センターにおいて、県内の協同組合・団体関係者が集い、「コーヒーのフェアトレードとコメの産消提携?農業を買い支える仕組みと協同組合?」をテーマに、協同組合講演会を開催しました。 冒頭には同協議会の小池会長から、地域で果たすべき協同組合の役割として、「利益を最大限地域に還元させる地域経済の仕組みづくり」から、協同組合の価値向上を提唱されました。 さらに、基調講演では辻村英之氏(京大大学院准教授)より、“フェアトレード”の仕組みと農業を買い支える産消提携をもとに、“消費者市民”と“生産者市民”が共創する「食料の持続的な生産・消費システム」を協同組合が主導していけるよう、あわせて生産者や消費者との連携を協同組合が支援し、結びつきをさらにステップアップする必要があると力説され、協同組合の発展に向けての価値と役割を共有しました。 |
小池会長からの話題提供 |
辻村先生の基調講演 |
会場の様子 |