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〜地域社会づくりへの参加についての学習会〜を開催

滋賀の生協 No.179(2018.3.7)

 2月9日、大津市・ピアザ淡海において、地域社会づくりへの参加についての学習会として、「地域づくりを進めるために」をテーマに、生協が進めてきた活動の到達点と今後の役割や機能発揮に向けての活動のすすめ方を学ぶために開催し、県連と会員生協役職員など24名が参加しました。
 講師の日本生協連組織推進本部・二村睦子本部長より、生協・協同組合と地域づくり、今日・これからの地域社会、生協での取り組みの到達点と今後に向けて講演され、①ほとんどの生協で地域社会への貢献や地域社会づくりは方針化され体制づくりをしている。しかし、担い手づくりは模索中の生協が多いこと、②課題としては、社協やNPOとの連携・接点づくりや活動の“見える化”、組合員活動と地域活動の整理などが必要で、地域のニーズに事業で応え、事業インフラを地域で役立てていくこと、公益的活動への協力体制を築くこと、③地域ネットワーク、行政との協働により連携を創り出せるようコーディネートしていくこと、④まずは、地域を知り、動いてみて学び、つながり、役割と機能を備えつつ人を育てること。取り組みを中途半端に見切らず、長い目で見て整えていくことを解説し提起されました。
 その後、グループに分かれ学習会での気付きや大切にしたいことをフリップディスカッションにより交流しました。参加者からは、「他の生協の様々な活動事例や、地域とつながる仕組みを知ることができました」、「まずやってみること、そこから“つながり”、“気づき”が得られる」、「組合員活動を地域のための活動と位置づけ発展させていきたい」などの感想から、地域づくりの活動を見出すためのきっかけづくりとなる有意義な学習会となりました。

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学習会の様子
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二村本部長の講演