滋賀の生協 No.170(2015.4.28) |
2月27日(金)、近畿農政局大津地域センターにおいて開催された、食育「みらいくらぶ」の県内交流会に参加しました。この交流会は、地域・学校・職場など、多様な場面で体験的食育を実践する中での互いの活動を交流し、支援し合うためにネットワークをつくり、食育推進の発展につなげるための友誼的組織として設けられました。県内で登録されているのは19団体・個人。滋賀県生協連は当倶楽部には登録していませんが、大津地域センター食育推進連絡会のメンバーでもあり、食育推進のノウハウを有する消費者団体として、同センターからの招請により参加しました。 意見交換では、「大学生の食生活の実態(朝食を取らない、夜遅くに飲食するなど)を見て不安に思っている。」、「料理教室や、農場体験など、活動できるスペース、場所が少なくて困っている。」、「大人への食育教育、理解が必要で、このままではますます食料自給率は低下する。昨今では“自給力(潜在的生産能力)”ともいうが、先行きが不安である。」などの意見が出されました。また、地域ごとの食育活動における情報交換を行い、この活動を通した新たなネットワークづくりができました。 |
“食育・みらいくらぶ”の意見交換の様子 |