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「核兵器のない世界を」平和の講演会を開催

滋賀の生協 No.153(2010.12.10)

 11月20日(土)アクティー近江八幡の多目的ホールで、ピースアクション2010・しが実行委員会主催で平和の講演会を開催しました。第1部では、広島平和文化センターの理事長 スティーブン・リーパ氏が「核兵器のない世界の実現をめざして」をテーマに日本や世界に広がる平和市長会議の取り組みを紹介され、草の根の運動の構築ビジョンをお話しいただきました。第2部では熊本県原爆被害者団体協議会事務局長の中山高光氏に、「私の被爆体験と平和への思い」をテーマにお話しをいただきました。ご自身の体験を軸に被爆の実相をお話しいただき、原爆被害についての糾弾というだけでは戦争の本質を捉えることはできないことや核廃絶も実現し得ないという信念のもと、日本の戦争責任ついて考える必要があることなど、国際交流のエピソードとともにうかがいました。当日は92名の参加があり、会場からは「市民運動の重要性、核兵器の恐ろしさ、核産業の強大さが良くわかりました」、「今が一番大事なチャンスの時期で、戦争になるか、平和でいられるかが核兵器の廃絶にかかっているとおっしゃっていたのが印象的」というご意見をいただきました。