滋賀の生協 No.169(2015.02.16) |
秋の平和を守るつどいとして、「秋葉忠利氏講演会・2015年NPT壮行会」を開催しました。 | |
秋葉氏の講演では、”被爆体験から学び、核のない平和な21世紀を作るために”のサブテーマをもとに、歴史的な経過を踏まえ、原爆投下時の脅威、国際的な世論、市民や自治体の活動、核兵器廃絶の運動を未来の力に繋げていくための展望を述べられました。 さらに、国家間の政治に委ねられない”やむにやまれぬ想い”から市民、生協、自治体が立ち上がる。平和首長会議加盟都市の急成長と市民運動の大きなうねりが国連を動かす。更なる展開は“核兵器禁止条約”であり、国際法で核保有国をどう縛っていくかが課題。そして非核保有国の政治的意志が重要であり、概念(国家から都市へ)の劇的な変革(パラダイムシフト)が必要とされました。“パートナー”としての世界観と“平和=寛容”で、多様性と寛容さをもち、核廃絶の目的達成のために、未来の力につなげていこうと結ばれました。 講演の後、NPT滋賀県代表壮行会を行い、県内からの派遣が決まっている7名の方が決意表明をされました。 |