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「ヒバクシャ国際署名を広げる滋賀県民の会」の取り組み

滋賀の生協 No.179(2018.3.7)

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 「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(ヒバクシャ国際署名)」への賛同を呼びかけ、署名運動を広げる“県民の会”が全国では23番目として発足しました。滋賀県生協連は当会の準備会代表として参加し、12月10日、草津市の会場に於いて設立集会を開催しました。県知事はじめ、(全19市町中)14市町の首長から賛同を得て、元県知事や県医師会、県薬剤師会、原水禁滋賀、原水協滋賀などの賛同者・賛同団体が参加し、日本被団協事務局長の木戸季市(すえいち)さんの記念講演を基調に、県内30万署名の目標達成に向けて、核兵器廃絶をアピールしました。冒頭、呼びかけ人代表である滋賀県生協連の北川会長の開催挨拶では「核兵器禁止条約の採択を受けて核兵器廃絶への気運は一気に盛り上がっている」、「全ての国がこの条約に賛成するよう署名運動を推進しよう」と呼びかけました。さらに木戸事務局長の講演では、「被団協では2016年4月、会員の高齢化に伴い、最後の運動提起になるかもしれないという思いで『ヒバクシャ国際署名』を提起した。核兵器禁止条約採択の強い追い風を受けて、現在42カ国で取り組まれ、2020年9月の国連総会までに数億人の規模となることをめざしている。9月には国連に国内515万の署名を届け、毎年より多くの署名を届けていきたい」、「私たちは“核の傘”に守られているのではなく“核の傘”によって命の危険にさらされている」と訴えられました。唯一の被爆国である日本でこの運動が盛り上がらなければならないことをあらためて認識しあった集会となりました。

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北川会長の開催挨拶
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日本被団協 木戸事務局長の講演