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核兵器廃絶に向け、新国際署名「核兵器のない世界を」を成功させよう!

滋賀の生協 No.148 (2009.7.14)

核兵器廃絶に向け、新国際署名「核兵器のない世界を」を成功させよう!
 世界には2万6千発の核兵器があります。この核兵器を廃絶するため、2010年5月ニューヨーク国連本部で開催される「NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議」にむけて世界各地で核兵器廃絶の署名が行われています。オバマ米大統領は2009年4月5日チェコ共和国、プラハで、アメリカの原爆使用の道義的責任と核兵器のない世界の平和と安全を追求することを明言した演説を行いました。その後、メドべージェフ露大統領、中国楊外相、英国ミリバンド外相がオバマ演説に応え核兵器廃絶に向けた発言を行いました。さらにノーベル平和賞受賞者17氏による「ヒロシマ、ナガサキ宣言」で核廃絶を訴えました。しかし、インド、パキスタン、イスラエルなどの核保有国がNPTに未調印、また核実験を行った北朝鮮はNPTから脱退しています。さらに日本政府はプラハ演説後の国際会議でアメリカの核の傘を確認する発言を行い「場違い感」を世界にさらしました。
 このような状況のなか、滋賀県生協連合会は、滋賀県反核平和連絡会とともに2月7日(土)に『新国際署名「核兵器のない世界を」推進滋賀県センター』を立ち上げました。この立ち上げ式には、82名の参加があり、非核の政府を求める京都の会常任世話人代表の望田幸男氏(同志社大学名誉教授)の講演を行いました。講演では今回の新国際署名が2010年のNPT再検討会議に与える影響が大きいことが話されました。その後申し合わせ事項と行動の呼びかけが決まり署名の目標を滋賀県民の1割14万筆を目標に2010年のNPT再検討会議に提出することが確認されました。また7月から8月にかけて行う夏の自治体訪問に平和市長会議の呼びかけと一緒に、今回の「新国際署名」についても呼びかけて行きます。6月末現在で8000筆ですが来年2010年5月までには大きなうねりを創りぜひとも14万筆を集めニューヨークに持っていけるよう皆さんとともに活動を盛り上げましょう。