滋賀の生協 No.151(2010.4.15) |
視点を変えて、新たな試みを 木村 昌博 理事 (コープしが常務理事) |
滋賀県生活協同組合連合会創立は1981年。来年で30周年を迎えます。 創立当初は、4つの地域生協間の調整機能が実質的な役割であった印象を拭えません。 その後、1933年にコープしがが発足し、生協県連は名実ともに、会員生協間のつながりを強める「会員生協の集合体」となりました。 さらに、「会員生協の集合体から、存在感を示せる連合体へ」(2002年太田会長)、「政策提言能力を身につけ、情報センターの機能を」(2003年成瀬会長)と、他の消費者組織、平和団体、自治体、マスコミなどとのネットワークを広げました。 2009年、水原会長は「全市民にどう働きかけるのか」という問題を提起しています。 経営が厳しく、とかく内向きになりがちな現状ですが、こういう時こそ、歴史、組合員、地域に学び、新たなビジョンを模索すべき時期ではないかと思っています。 |