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食べ続ける運動で社会を変える 生活クラブ生活協同組合専務理事 山下 崇輝さん

滋賀の生協 No.156(2011.8.8)
食べ続ける運動で社会を変える

山下 崇輝さん
(生活クラブ生活協同組合 専務理事)

  生活クラブの存在を知ったのは、27才で入協した京都のエルコープでした。
 原材料の表示、遺伝子組み換え原料の排除、ゴミを出さない「グリーンシステム」、3.11をふまえて行った脱原発宣言など、生活クラブは40年間、社会を変える運動を続けてきました。特別ではない市民が力をあわせ「食べ続けることで社会を変える」という理念に、「やりたいことがここにある」と思いました。

 そんな生協を滋賀でつくりたいと2009年設立。現在組合員は1143人、供給高は1億8418万円。全ての情報を公開し、素性がわかり、たくさんの組合員と生産者が協同してつくりだしている消費材(商品)を、西は和迩、南は南郷付近、東は彦根の一部まで、5台のトラックで週4日かけてお届けしています。

 滋賀県生協連加盟は有意義でした。「どう県民に役立つか」と、生協のあり方を考えさせてくれる刺激的な場です。

 現在40歳。6歳の娘と3歳の息子の父親です。子どもたちに、少しは良い社会を残してやりたいと思っています。