滋賀の生協 No.160(2012.11.16) |
滋賀県生協連との連携強化が急務 林 章司 さん (滋賀医科大学生活協同組合専務理事) |
立命館生活協同組合で20年。大学生協京都事業連合で8年。約30年、大学生協と過ごしてきました。 滋賀医科大学生協は、2003年1月の創立から10年。「赤字を克服し生協が存続できるよう、組合員みんなで生協を利用し、支え、つくりあげよう」と頑張っています。 2000人弱の組合員で、学生が約1000人、教職員が約1000人。学生数の割に事業規模が大きいのが特徴です。食堂の改善から看護師さんの託児所まで、他の大学生協にはない多彩な要求が原動力です。学生は一日中忙しく運営環境も良くありませんが、小さな大学の利点を生かして、フェイス・ツゥー・フェイスで取り組んでいます。 大学生協も9月から京都事業連合と北陸事業連合が事業連携を始めるなど、事業広域化の流れにあります。同時に、地域ごとの補完機能整備と連携強化も迫られています。滋賀の大学生協間の連携も現在模索中ですが、滋賀県生協連との協力関係も、実質を伴って強まっていくのではないでしょうか。 |