滋賀の生協 No.166(2014.3.31) |
生協連でなければできない2014年度方針づくりを 西山 実専務理事 (生活協同組合コープしが理事長) |
「会員生協の集合体から存在感のある連合体へ」「政策提言能力と情報センター機能を」等…。滋賀県生協連の33年の歴史は、時々の組合員と県民の暮らしへの貢献活動を横糸に、時代を貫く生協連の存在理由の探求という経糸の歴史でもありました。 この積み重ねを土台としてまとめられたのが、「2015年ビジョン」です。ビジョンでは、生協連の役割を「①会員生協の活動の支援、交流や連帯②活動の条件づくりのための行政への働きかけ③県民への認知度を高める③広報活動④会員生協の情報収集と発信」等と規定しています。 私たちはこの生協連の役割を経糸に、活動テーマを設け、重点課題を設定する横糸の方針づくりを続けています。会員生協間の学びの場、気づきの場、考えあう場づくり。地域社会づくりに貢献するネットワークづくり。行政への政策提言づくり。組合員や県民の理解や共感を広げる情報発信…。会員生協単独ではつくれない、生協連独自の織物をどんな模様にするのか、みんなで2014年度活動の構想を練っていきましょう。 |