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滋賀県生協連のソーシャルミッション 監事 金岡英明さん(しが健康医療生協理事)

滋賀の生協 No.171(2015.8.5)
滋賀県生協連のソーシャルミッション

監事 金岡 英明さん
(しが健康医療生協理事)

 しが健康医療生協の理事となって6年。滋賀県生協連の監事となって2年です。

 健康医療生協では、班や支部、サークル活動で、組合員と生協の橋渡しをしています。

 サークルは「楽しく、若々しく、健康に暮らそう」をモットーに、歌声喫茶、社交ダンス、健康体操など12のサークルに、約240人の組合員に参加してもらっています。毎回血圧測定や検尿、血糖値などの健康チェックから始まります。毎月9日には「おしゃべり喫茶(9条喫茶)」を開催し、戦争体験を話してもらう取り組みにも力を入れています。

 今、地域には80歳以上の高齢者夫婦、単身者が多くなっています。家に閉じこもりがちで、一週間誰とも話していないというお年寄りもいます。買い物難民、孤独死という言葉も耳にするようになりました。にもかかわらず、医療介護切り捨てが始まっています。要介護の人は要支援に切り下げられ、介護事業も難しくなってきています。

 「置き去りにしない地域づくり」をするために、また学生の「しっかり食べる食習慣づくり」、教育や宣伝等でも、滋賀県生協連のもとで、協同組合が協力し合えるソーシャルミッションは、たくさんあるのではないかと思っています。