滋賀の生協 No.174(2016.8.22) |
滋賀大学彦根地区生活協同組合専務理事 柳澤 克哉さん |
滋賀大彦根地区生協は、組合員約2000人の国立大学の生協で、落ち着いたキャンパスの雰囲気と、慎みのある学生が印象的です。 また、伝統的に地域との結びつきの強い生協で、7月には10年続く七夕まつりを開催しました。地元の住民にも呼びかけ、商店街の模擬店、幼稚園児の飾りつけ、学生のクラブ活動の出し物、くじ引き大会などで、数百人の住民、教師、学生が集いました。このような伝統を受け継ぐ学生委員会の自主的な活動は、生協のチカラであり、宝物だと思っています。 経営的には安定している本生協の今後のテーマは「発展と整理」です。発展とは、生活全般に貢献するきめ細かいサービスと、商品の提供です。整理とは、無駄を省くことです。 生協連の総会では、七夕まつりへの資金カンパをいただきました。また、70年前の地元の戦争体験を聞く活動は、学生にとって平和を身近に感じられる良い機会です。年齢や生活体験、立場を越えて取り組める、県連の土壌に触れる機会をもっと増やしたいと思います。 |