滋賀の生協 No.175(2016.10.28) |
6月に県連理事に就任した 北川 紀子さん( (生活協同組合コープしが副理事長) |
1994年に新居に引っ越した時、コープしがの組合員になりました。ご近所は同じ世代の核家族の新婚さん、小さな子どもを抱えて買い物も不便だったのがきっかけです。 コープしがでは6年間委員会活動に携わった後、2007年に理事、2011年に副理事長を拝命いたしました。 子どもの頃から、親に食の安全や大切さについて聞かされて育ったため、わが子にもなるべく手づくりのものを食べさせてきました。食には人一倍の関心があります。 食卓は食事をする場だけでなく、くらしそのもの。家族がふれあい、感謝の気持ちや思いやりを育み、生きる力を育てる場。食卓を通して親から子へ伝えられることはたくさんあると思います。それが今失われつつあるのではないかという危機感を強めています。 滋賀県生協連は、確かにそれぞれ違う事業体の集合体です。でも、県連で提案されたことを持ち帰るだけでなく、同じ協同組合としてそれぞれの事業やくらしや組合員の情報を持ち寄り共有化できれば、より豊かで有機的な連合体となるのではないでしょうか。 |