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地域社会づくりへの参加に関する学習会を開催

 地域社会づくりへの参加に関する学習会を開催しました。

 DSCN1875.jpg2018年2月9日(金)大津市の会議室に於いて、日本生協連組織推進本部二村本部長を講師に「地域社会づくりへの参加に関する学習会」を開催し、会員生協及び滋賀県生協連の役職員24名が参加しました。

生協が「地域の様々な団体と連携しながら課題解決をはかり、安心してくらせる地域社会づくりに貢献する」ことがさらに重要となることから、日本生協連が全国の生協の事例から学んだこと、確信をもったことを学習しました。

 

 講師の日本生協連組織推進本部・二村睦子本部長より、生協・協同組合と地域づくり、今日・これからの地域社会、生協での取り組みの到達点と今後に向けて講演され、①ほとんどの生協で地域社会への貢献や地域社会づくりは方針化され体制づくりをしている。しかし、担い手づくりは模索中の生協が多いこと、②課題としては、社協やNPOとの連携・接点づくりや活動の“見える化”、組合員活動と地域活動の整理などが必要で、地域のニーズに事業で応え、事業インフラを地域で役立てていくこと、公益的活動への協力体制を築くこと、③地域ネットワーク、行政との協働により連携を創り出せるようコーディネートしていくこと、④まずは、地域を知り、動いてみて学び、つながり、役割と機能を備えつつ人を育てていくこと。取り組みを中途半端に見切らず、長い目で見て課題を克服していくことを解説し提起されました。

  その後、グループに分かれ学習会での気付きや大切にしたいことをフリップディスカッションにより交流しました。参加者からは、「他の生協の様々な活動事例や、地域とつながる仕組みを知ることができました」、「まずやってみること、そこから“つながり”、“気づき”が得られる」、「組合員活動を地域のための活動と位置づけ発展させていきたい」などの感想から、地域づくりの活動を見いだすためのきっかけづくりとなる有意義な学習会となりました。