滋賀の生協 No.181(2018.11.12) |
第30回近畿地区生協・行政合同会議 「安心してくらせる地域社会づくりをめざして〜誰一人取り残さない社会の実現に向けて」 2018年8月29日(水) 琵琶湖ホテル3F「瑠璃」 《主催》 近畿地区生協府県連協議会 (当番県連・・滋賀県生活協同組合連合会) |
8月29日、近畿地区生協府県連協議会主催の「第30回近畿地区生協・行政合同会議」が滋賀県大津市の琵琶湖ホテルにて開催されました。 この会議は、地域住民の安全・安心なくらしをささえるために、生協と行政のパートナーシップを強め、近畿地区各府県の行政ご担当と府県生協連の役職員が意見交流を行いながら、健全な生協運動の発展と相互理解を一層深める機会とするために毎年開催しています。今回は、滋賀県生協連が当番県連となり、県内に於いて41名の参加により開催しました。 |
◇司会◇ 藤田 豊(滋賀県生協連専務理事) |
開会挨拶 |
■今回で30回目を迎えました。福井県も含めた7府県の生協の仲間と行政含めての交流、意見交換が最大の目的です。実りのある時間にしていきたいと思います。 ■本県では、生協様との緊密な連携で消費者問題に関する取り組みや、見守り活動を推進しております。安心して暮らせる地域社会づくりの議論を深めていただく機会となることを期待しています。 |
|
近畿地区生協府県連協議会代表 木田 克也氏(兵庫県生協連会長理事) |
滋賀県 浅見 孝円氏(県民生活部長) |
ご挨拶 |
■厚生労働省からの挨拶と報告では、社会・援護局 地域福祉課 消費生活協同組合業務室 佐藤生協検査官より、「生協が行う地域福祉の先駆的な取り組み事例(第二弾)」の資料に基づき具体的な取り組み事例を紹介され、生活困窮者自立支援法の施行後の経過や一部改正にも触れられ、フードバンクやフードドライブ、子ども食堂など、生協の強みを活かした取り組みを引き続き推進していただきたいと期待を寄せられました。 | 厚生労働省社会・援護局 消費生活協同組合業務室 佐藤 敏彦氏(生協検査官) |
報告 |
■日本生協連からの報告では、渉外広報本部渉外部の松本部長より、「持続可能な社会の実現を目指した全国の生協の社会的取り組み」の資料をもとに、事業概況と生協活動を通じての社会的取り組み、SDGs行動宣言、日本協同組合連携機構(JCA)の発足などについて報告されました。 ■子ども食堂ネットワークの取り組みを中心に、奈良県における生協と社会福祉協議会との連携について報告されました。 ■地球環境保全と、地域活性化の観点からエシカル消費の普及を図る「京都エシカル消費推進ネットワーク」の取り組みを報告されました。 |
|
日本生活協同組合連合会 松本 圭司氏(渉外部長) |
奈良県生活協同組合連合会 辻 由子氏(専務理事) |
京都府消費生活安全センター 田中 桜子氏(企画・啓発担当副主査) |
京都府生活協同組合連合会 高取 淳氏(専務理事) |
■環境への負荷の少ない商品やサービスを優先的に購入する、滋賀グリーン購入ネットワークの歴史と活動が紹介されました。 ■消費者被害の未然防止、拡大防止、被害回復を進める、特定適格消費者団体KC’sの歴史と一年間の活動が紹介されました。 |
|
一般社団法人滋賀グリーン購入ネットワーク 辻 博子氏(事務局長) |
特定非営利活動法人 消費者支援機構関西 元山 鉄朗氏(理事・事務局長) |
懇親会 17時10分〜 |
◇開会挨拶◇ 北川 紀子氏(滋賀県生協連会長理事) |
◇乾杯◇ 土井 典氏(滋賀県県民活動生活課課長) |
次回の当番県連は奈良県生活協同組合連合会です。