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環境の取組

第24回滋賀県生協大会が開催されました。

滋賀の生協 No.143 (2008.3.10)

第24回滋賀県生協大会が開催されました。
2月17日の日曜日、近年では珍しい積雪の中を第24回滋賀県生協大会が「山からびわ湖へ~水の大切さを学ぶ~」というテーマに沿って開催されました。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第四次報告書を受けて、日本では「気候の安定化に向けて直ちに行動を!-科学者から国民への緊急メッセージ-」(2007.2.2)が出されて丁度一年が経過しました。地球温暖化がもたらすびわ湖の湖底の無酸素化問題は、滋賀県だけでなく近畿の1400万人住民に影響する問題です。当日に配布されたパンフレット表紙に書かれている「私たちは今、何ができるのでしょうか」という問いに対するヒントが幾つか出された生協大会でした。
13:00 
日曜日の大雪にもかかわらず、255人が参加しました。
滋賀県立大学交流センターのロビーには、地球温暖化に関するパネル展示が行われました。滋賀県と滋賀県農業協同組合連合会の来賓。嘉田知事からの「食と環境の両面からびわ湖を見つめなおす。身近な行動を考え実行する取り組みは心強い限りです」というメッセージが届けられました。
13:15
パネルディスカッション「山人と漁師が語る森と湖からのメッセージ」
「山人(やまびと)と湖人(うみびと)の視点で、私達の運動のヒントが見つかれば良いと思います」藤井絢子常務理事(滋賀県生協連)がコーディネーターとなり、琵琶湖の漁師戸田直弘さんと建築業を経営する澤田順子さんのパネルディスカッションが行われました。
14:00
コンサート「地球のためにびわ湖から」
ふるさと滋賀を愛するミュージシャン「川本勇 U★TIME BAND」のコンサート。「滋賀独立鎖国宣言。はまち食うなら鮎を食え。富士山に登りたいなら伊吹山でエエやろ。」「私の尊敬するジョンレノンも『身土不二』と言っていた」トークも楽しいコンサートになりました。
 
  
びわ湖とつながる地産地消大試食パーティー
生協食堂で「あめのいおご飯」「丁稚ようかん」「丁字麩の辛子あえ」「赤こんにゃく煮」「日野菜漬け」「エビ豆」など郷土料理の試食パーティーが行われました。
  
上:あめのいおご飯
下:赤こんにゃく煮
上:丁稚ようかん
下:日野菜漬け
上:丁字麩の辛子あえ
下:エビ豆