活動のご案内

環境の取組

電気料金の値上げに係る説明会・意見交換会・公聴会への参加


意見交換会会場内風景

意見交換会 海老澤さんの意見陳述

公聴会

公聴会
 電気料金の値上げに係る説明会として、滋賀県生協連が加盟する関西消費者団体連絡懇談会(関消懇)の主催で大阪府社会福祉会館において開催されました。(12月18日)関西電力(株)は4月1日から、原発中止を主な理由に、火力発電のコスト増により、電力料金で認可が必要な家庭向けを11.88%、企業向けを19.23%値上げする申請をしました。この説明を受けて、参加者からは、原価算入にかかわる人件費や燃料費、バックエンド費用にかかわる更なる情報公開の要望、原発の再稼働の計画(高浜原発)についての是非の問題、また、関西電力社員のOBからは、平均給与より下回る社員が大半を占める中で、更なる人件費削減で現場の士気が低下している。役員の責任問題はどうなっているか、などの意見が出されました。
 また、同じく関消懇の主催で、消費者庁より講師を招聘した学習会が生協会館新大阪において開催されました。(12月27日)ここでは、東京電力の電気料金値上げに係る申請から認可までの過程と、消費者との意見交換の内容などが報告されました。
 さらに、関消懇が主催する意見交換会が大阪市の阿倍野区民センターにおいて開催されました。(1月22日)滋賀県生協連より、活動協力員の海老澤文代さんが「滋賀県高島市の在住者としての、原発のリスクと再稼働への不安について」、「高浜3,4号機の稼働根拠と、大飯原発下の活断層・地滑り痕の問題について」を意見陳述されました。
 1月27日には、経済産業省による公聴会が大阪合同庁舎において開かれ、コープしがの岡野早苗理事が意見陳述され、(1)高齢者等の情報弱者、消費者へのわかりやすい情報提供と開示を、さらに(2)原発に依存しない再生可能エネルギーによる電力供給を盛り込んだ設計を求めるなど、現状の値上げ提案には賛同できないという内容で述べられました。