平成26年度地方消費者グループフォーラムが滋賀県で開催されました。
広げよう連携の輪~消費者の安全・安心を地域から~
地方消費者グループフォーラムは、地域で消費者問題に携わる市民・消費者団体・行政関係者がつどい、情報交換を行うことで交流と連携を深め、活動の発展につなげていくことを目的に、平成22年から全国で開催されており、今年度の近畿ブロックは2月4日(水)滋賀県大津市で開催されました。実行委員会には、滋賀県生協連と消費者ネット・しがも事務局として関わりました。当日は、199名の参加がありました。
*主催:消費者庁・地方消費者グループフォーラム実行委員会
◆開会挨拶として、消費者庁の板東長官より近年の消費者問題について述べられ、その後、14の消費者団体より活動報告がありました。
続いて、分科会に分かれて交流が行われました。
【第1分科会】「見守り活動は地域で」
①高齢者・障がい者支援団体との連携交流」 成年後見センターリーガルサポート奈良支部
②「見守りを通した住民主体のまちづくり」 高島市社会福祉協議会
【第2分科会】「消費者教育の推進」
①「京都府における消費者教育の取り組み~大学生の消費者教育を中心に~」
京都府安全センター
②「製品安全教育とリスクコミュニケーション」 NACS
【第3分科会】「子どもの安全・安心の確保」
①「ともに育む 生きる力」 生活協同組合コープこうべ
②「乳幼児の保護者向け安全講座」 C・キッズ・ネットワーク
◆ 全体会まとめとして、消費者庁の板東長官より、充実したプログラムの中で発表・意見交換・質問等、熱心に参加いただいた。今回のテーマは消費者行政においてもっとも重要なテーマ。問題に対する「気付き力」を高めることも大切。それぞれの活動を共有し、連携を広げられるよう消費者庁もネットワークをつなげていきたいと結ばれました。