滋賀の生協 No.172(2015.11.2) |
中小企業庁の“事業継続力強化支援事業”を受けた日本生協連の協力のもと、滋賀県生協連主催で2回シリーズ「生協グループBCPセミナー・ワークショップ」を大津市の会場に於いて開催しました。〔1回目:8月28日(金)、2回目:9月24日(木)〕 富山、京都、奈良、滋賀の各府県生協連及び会員生協が参加し、土居栄三氏(日本生協連法務・危機管理室、大阪いずみ市民生協CSR推進室)より、「事業継続計画(BCP)とは」の解説から、「あらゆるアクシデント(不測の事態や脅威)に備えて、重要かつ優先度の高い業務から、速やかに復旧・再開できるように策定しておく計画であり、中小規模の事業者ほどその必要性は高い。」とされ、BCPの基本方針の作成、事業継続を確保するための重要な業務の洗い出し、業務中断による影響度合いの予測、目標復旧時間とそのレベル、BCM(事業継続マネジメント)の運用と、PDCAによる精査を重ねることなどのレクチャーを受け、自組織のBCPを作成し、ワークショップ形式で検証しました。 BCP策定に向けては、まず組織の身の丈にあった、無理のない、実効性を確保できるものとし、確かなプランをもって、“備えあれば憂い無し”としていくことを共有化しました。 |
全体会の様子(1回目) |
グループに分かれての ワークショップ、発表の様子(2回目) |