滋賀の生協 No.167(2014.7.22) |
産学共同企画 「滋賀県立大学日本酒プロジェクト」 井本 篤志さん (日本酒プロジェクト代表・環境科学部2回生) |
「滋賀県立大学日本酒プロジェクト」が結成されたのは4年前、現在参加学生は25人です。 滋賀県立大学では、東近江市にある創業180余年の喜多酒蔵の協力を得て、大学内の圃場で採れた日本晴100%の、純米大吟醸「湖風」を造っています。 この産学共同の日本酒造りに、私たちは三つの柱で参加しています。 一つ目は、味のコンセプト、ビンの色や容量、ラベルデザインなどの商品作り。二つ目は、小売店への営業や試飲会、ポスター・チラシの作製などの販促プロモーション。三つ目は、喜多酒造の見学。洗米、仕込櫂廻り、麹小割り切り替えし、麹盛りなどの酒造りも体験します。 2013年度は、日本初の「大学生日本酒サミット in 彦根」を開催しました。15大学から約30種類の大学ブランド日本酒があつまり、交流が行われました。日本酒離れが危惧される若年層の手で、日本酒文化の素晴らしさを再確認しようという試みは、全国的な広がりを見せようとしています。 琵琶湖の上をさわやかな風が吹き抜ける「純米大吟醸湖風」。喉越しのキレを是非ご賞味ください。果実系の吟醸香とコクが、口中に広がります。 |
「滋賀県立大学日本酒プロジェクト」に参加のみなさん |
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「大学生日本酒サミット in 彦根」 |
純米大吟醸「湖風」 |