滋賀の生協 No.172(2015.11.2) |
6月に県連理事に就任した 若松 広之さん (滋賀医科大学生活協同組合 専務理事) |
1993年に立命館生協に入協。京大生協を経て、5月に滋賀医大生協に着任しました。 滋賀医科大学は、総合大学とは違い学生数も10分の1以下、授業に出るのが当たり前の真面目な学生が多い印象です。そんな忙しい学生のために「組合員の参加と交流で元気な学生と元気な生協を作ろう」をテーマに生協運営に心掛けています。 2014年の耐震工事を契機に、購買部を一階に移しました。「学生の皆さんが集う場所」も確保し、交流を広げる学生ラウンジとして活用してもらえるようにしました。また、食堂とワンフロアーになったことで利便性が高まり、効率的な運営が可能となりました。 これにより、2011年度からの3年連続単年度赤字も、2014年度は大きく減らすことができ、今後は累積赤字の解消を目指していきたいと思っています。また、2016年度新入生からは組合員証のIC化(プリペイドカードの運用)も決定しました。 滋賀県生協連は、平和や環境問題などで活発な活動をされています。学生も地域住民の一員。他府県から来て一人暮らしをしている学生を消費者被害や交通事故から守るため、消費者教育やハザードマップつくりなどでの連携も可能ではないかと期待しております。 |