2017年7月25日、コープぜぜ店2階会議室に於いて、県行政と生協との懇談会を開催しました。
滋賀県県民活動生活課からは4名、生協連からは12名が参加し、双方の取り組みについて報告と意見交換を行いました。
滋賀県県民活動生活課からは、昨年度の消費生活相談の状況・滋賀県消費者基本計画(第3次)の昨年度の実施状況・生協指導検査の指摘事項・消費者被害防止のための啓発連携についてそれぞれ報告があり、生協連からは、「戦争の記憶をつなぐ会」の取り組み、地方消費者行政を強めるための支援活動のひとつの役割として「高齢者に向けた消費者被害防止のための啓発に関する協定書」を結んだことや、大学生協の食堂などに消費者被害の未然防止に向けてのPOPを設置し啓発活動を行ったことなどを報告しました。
また、会員生協の取り組みとして、しが健康医療生協の「夏休み子ども食堂&寺子屋」、滋賀医科大学で開催の「リレー・フォー・ライフ・ジャパン」、コープしがからは子育て支援事業“おむつ宅配”や、消費者ネット・しがの取り組みもあわせて紹介しました。
意見交換では、県行政より、「会員生協間の連携、協同で組織の強みを生かした幅広い事業の展開に期待する」、「見守り、居場所づくり、消費者教育の推進での学生との連携など、消費者基本計画の実効性を確保していく上で連携できる課題は多い」など、生協の活動に期待を寄せる意見をいただきました。
最後に生協連菊井副会長より、「県行政・生協連双方の施策・活動について、理解が深められたと思う。引き続き連携を強めながら、“みんなでつくる滋賀の消費者安全・安心社会”を築いていけるよう、この場限りではなくこれからも議論を深めていきたい」と結び閉会しました。