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主婦目線ではない辛口の視点で 滋賀県生協連理事 岡田 啓子さん

滋賀の生協 No.180(2018.8.10)
生活協同組合コープしが常任理事

岡田 啓子さん

180810_zoomin.png 大津市職員として33年間、ゴミ問題、人権問題、男女共同参画社会づくりや、消費者行政にも携わり、2003年からは4年間、市会議員も務めました。

 生協とのかかわりは、1980年代、90年代は利用するだけの組合員でした。2011年にコープしがの理事に、2017年からは滋賀県生協連の理事となりました。この新しい生協との出会いは、私の視野を広げてくれました。生協は組合員を主体者として尊重してくれる組織です。私にも、これまでのキャリアを活かせる、関西広域連合や、県消費生活審議会への参加の機会を与えてくれました。

 女性が活躍できる社会づくり、消費を通じた公平公正な社会づくり、地球環境を守る持続可能な社会づくりも、県生協連の大切な使命だと思います。また、ピースアクションに参加された大学生協の学生委員(女子大生)の報告では、時空を超えて運動が持続し、連携が広がる希望を感じました。

 「個人的なことは政治的なこと(The personal is political)」個人的に思っている事も、政治と無関係ではない。学習し、知識を身に付け、仲間を増やして行けば社会を変えることができる。生協にはその可能性があると思います。