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小さいからこそ見える組合員との関係を大切に

滋賀県生協連理事
佐藤 由紀さん(滋賀医科大学生協理事)

滋賀の生協 No.189(2021.12.10)
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189_zoomin.png 学生時代、同志社大学生協機関誌「東と西と」の編集に携わったのが生協との出会い。

 1994年、京都府立大学・医科大学生協に入協。1年半後、立命館生協に移籍、2009年常務理事。2019年以降は、滋賀医科大学生協理事を兼任しています。

 滋賀医科大生協に学生委員組織はありませんが、1学年で医学科95人、看護学科50人なので、多くの学生と直接接点が持てます。2020年3月、最初に知り合った学生たちが「僕ら現場に行ったらコロナの最前線だよね」と、100年に一度のパンデミックに抗して巣立っていきました。医大生にとっての大学生活が、命に係わる現場に直結していることを実感しました。

 2016年、がん患者とその家族を支えるチャリティイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン in 滋賀医科大学」が日本初のカレッジリレーとしてスタート。生協も丼メニューの供給の一部を活動に寄付する企画で協力しました。

 滋賀医大生協は、忙しい学生のために「しっかりと温かい食事を」という教職員、先輩たちの声で2003年に生まれました。今コロナ禍で儘ならないもどかしさを感じながらも、彼らの学生生活や成長を、少しでもサポートができる生協でありたいと思っています。