2024年3月9日(土) 近江八幡文化会館小ホールに於いて被爆ピアノコンサートを開催しました。
「平和や命のたいせつさを考えあい、安心してくらせるために」をテーマに、戦争や原爆・東日本大震災で亡くなられた方への鎮魂と忘れないため、いのちの大切さや平和の尊さを考える機会として開催しました。
矢川ピアノ工房矢川光則氏によるピアノの歴史についてのお話の後、まほろば遊氏の歌と「旅するピカドンピアノ」の朗読、平山晶子氏の被爆ピアノ演奏を聴きました。
二部では、滋賀県生協連発刊の「いま伝えたい平和への想い」冊子を伊藤孝子氏にお願いし、長崎での被爆体験を朗読、まほろば遊氏の歌、平山晶子氏の演奏で会場の参加者と共に合唱をして閉会しました。
参加者からは、
「戦争の遺産のピアノを展示してしまうのではなく、本来の音を奏でるという役目で、人々の心に訴える活動をされていることにとても感動しました」、「ピアノコンサートのような身近なところから平和について考える機会があると、若い世代の方にも知って頂けるといいなと思いました」、「合唱では、一緒に歌うことで、戦争当時も(カズコさん)のピアノを囲んで歌っていたのかなと思いました」、「みんなで合唱して歌ったことも楽しく心温まる時間でした」と感想をいただきました。