6月19日(土)東京麹町の弘済会館 に於いて、市町村の消費者行政充実を考える交流会(全国消費者団体連合会主催)が開催され、3月20日に発足した消費者ネット・しがの設立までの経過と活動紹介がありました。 【土井代表が活動報告】
昨年5月に消費者ネット・しが設立準備会を発足し、ワーキンググループで検討を重ねて設立に至ったこと、滋賀県内13市と県の消費者行政のヒアリング調査を行い、相談体制の状況と相談に関わる課題、活性化基金の活用状況についてとりまとめたこと、その中で県の相談員の雇い止めが問題になっていることが報告された。
2010年度活動計画として、大学生への消費者被害講座、適格消費者団体との連携をすすめるとの報告がされました。
【分散会「市町村消費者行政の充実のために消費者団体ができること」】
10グループに分かれてディスカッション
行政の担当者の理解と意識改革が重要。担当者が変わると現場が変わる。 やはり相談員の条件改善が必要。行政に働きかけられるのが住民としての要望。
消費者力をつけ、発言力を高め、現場にも足を運んで実態をつかみ、消費者としての役割を。コミュニケーションを大切に。など、様々な提案が話し合われました。
今回消費者ネット・しがの取り組みを土井代表から報告いただき、他府県にも引けをとらない組織としての認識が高まりました。滋賀県からも大橋参事・前田主査にきていただき、全国的な課題も共有いただけました。これからの取り組みに期待が寄せられています。