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消費政策の取組

消費者月間セミナーを開催

「ゲノム編集食品って、なあに?~安全性と食品表示」

 
ニュースコープ
滋賀の生協 No.190(2022.8)

 5月28日、大津市のピアザ淡海に於いて、消費者月間(5月)の学習・講演企画として"ゲノム編集食品"をテーマに、県と消費者ネット・しがが共催し、オンライン併用のセミナーを開催しました。〔参加53名(オンライン25名)〕

 講師の森田満樹氏(FOOCOM代表)より、ゲノム編集食品をテーマに、遺伝子組換えや品種改良技術との違い、食品表示の問題と安全性についてなどをわかりやすくお話しいただきました。ゲノム編集は突然変異育種と同じと整理され、届出制度は適用されますが表示の義務はありません。消費者がゲノム編集技術に対して関心を持ち続けていく必要があることを力説されました。参加者からは「科学技術の進歩に驚いたが、食品の安全性については不安も残る」、「遺伝子組換えとの違いがよくわかり商品を選ぶ際の参考になった」などの感想が寄せられました。

genome.png ゲノム編集食品について講演する森田満樹さん