滋賀県生協連合会について

会員生協紹介

※組合員数と供給高は2011年3月末現在値
生活協同組合コープしが
創 立 1993年3月21日
組合員数 143,850人
供給高 25,939,780千円
 食を中心にくらしを支える無店舗事業と店舗事業、安心して暮らすための保障としての共済事業を柱に県下全域で活動しています。また福祉活動として、くらしの相互扶助制度「ささえあいサポート」や夕食サポートとして、お弁当の宅配事業も展開しています。さらに地域に根ざした食づくりとして、県内開発や地産地消をすすめ「滋賀県産」にこだわっています。東日本大震災では、全国の生協の仲間と共に支援を行ないました。コープしがでは毎年図上演習を開催し、滋賀県内での防災の取り組みを強化しています。子育て支援や持続可能な社会の実現にむけた地球温暖化防止の取り組みもすすめています。

 現在の特徴的な取り組みを紹介します。二〇一二年は国際協同組合年であり滋賀県生協連とも連携して記念する取り組みを推進していきます。その一環としての協同組合間協同の取り組みでは、二〇〇九年度に発足した「滋賀県飼料米利活用推進協議会」に事務局として参画し、県内の農協、自治体、生産者などと協力して飼料米の栽培や利用定着をすすめ、環境保全型農業を推進しています。この飼料米栽培の取り組みは、休耕田などを活用して耕畜連携による採卵鶏への飼料米給与や鶏糞堆肥の水田還元など、循環型農業にもつながっています。二〇一一年三月には「第十六回環境保全型農業推進コンクール」にて特別賞を受賞しました。今後も米の消費拡大や飼料米の利用・活用をすすめ、食料自給率の向上、環境保全の取り組みをすすめていきます。
生活クラブ生活協同組合
創 立 2009年9月30日
組合員数 1,087人
供給高 180,346千円
 『私たち、生活クラブ生協と提携生産者は、次のような信念を共有し、公にします。消費は生命が生まれ死ぬまでの過程そのものであり、消費のあり方が、今と次世代の生命・環境のあり様を規定します。即ち、私たちは生命と環境に対して責任を負っており、生産から廃棄に至る全ての過程で責任を持つべきであり、私たちの消費活動が将来世代の生存可能性を侵害してはならないと信じます。

 したがって私たちの生産-消費活動の根源的課題は、生命の倫理に立ち「安全・健康・環境」をあらゆる事に優先して行うことです。私たちは、自主管理-監査制度の下に、継続的に一貫して、かつ目に見える形で、この原則の追求を行います。』

 これは生活クラブ原則というもので、これを批准する生活クラブ生協は、現在、全国三十三の単協と三十五万人の組合員に広がり、滋賀の生活クラブ生協はその一員として、二〇〇九年九月から活動を始めました。

 おおぜいの“私”と共に社会環境を良くしていこう、自分で考え自分で行動し、自分の生活は他者に支配されず、自分で営もうとする生き方を、生産から流通、消費、廃棄に至るまで全責任を持つ生き方を、共同購入運動を通じて実現していくことに努力しています。
滋賀県勤労者共済生活協同組合
創 立 1961年2月1日
組合員数 94,975人
供給高 24,847千円
 滋賀労済では、昨年度の取り組みとして滋賀労済創立五〇周年記念事業実行計画で定めた推進キャンペーンとしての慶弔(総合)共済の利用拡大に向けた取り組みとともに、全労済滋賀県本部と連携して「火災共済・自然災害共済」および「マイカー共済」、「こくみん共済」などの推進を通じて事業の拡大に取り組み、目標とした組合員数一〇万人を達成することができました。

 二〇一一年度は全労済連合会の一員として東日本大震災の被災者への共済金支払業務への要員派遣を行い、一日も早い共済金支払対応ができるように取り組み、被災された約十四万人の組合員の方々へ一、〇四六億円の共済金・見舞金のお支払をさせていただいています。また、これを契機として組合員の住宅保障点検運動の取り組みを全国的に展開しています。

 少子高齢化社会の到来やデフレによる景気の低迷、東日本大震災や台風、豪雨といった自然災害の続発など、さまざまな不安がある社会の中で、今こそ私たち生活協同組合組織がさまざまな面で期待されています。私たちは県生協連会員生協の一員として、組合員の信頼に応えられる運動と事業運営に努めてまいります。
滋賀大学彦根地区生活協同組合
創 立 1961年3月6日
組合員数 3,134人
供給高 291,879千円
 滋賀大学彦根地区生協は、滋賀大学経済学部キャンパスの生協です。学生・教職員合計、3,000人の組合員が、大学生活を便利に快適に過ごせるように活動をすすめています。

 生協学生委員会主催の「健康フェアー」では、販売しているカップラーメンに「栄養のことも考えて…」との提案をすすめたり、食堂での食べ方提案や、レンジでの簡単野菜調理の提案などを行いました。秋には就職活動応援企画として、「就職活動に活かせるメイクセミナー&スーツ着こなし講習会」を開催しました。

 店舗活動では、食堂での「新米フェアー」や「北海道フェアー」、カフェでの「新メニュー展開」や、「クリスマス飾り」など、季節感を感じながら憩える場づくりを目指しています。

 今後も新入生を支える活動や、大学を盛り上げていく活動を頑張っています。
滋賀大学大津地区生活協同組合
創 立 1979年2月20日
組合員数 1,308人
供給高 139,937千円
 滋賀大学大津地区生協は、滋賀大学教育学部キャンパスの、こじんまりとした生協です。おそらく全国の国立大学の中では、一番小さな生協ではないでしょうか。しかしキャンパスが小さい分、教員や職員と学生の距離も近く、キャンパス内は誰でも顔見知り、というような環境です。

 また滋賀大大津生協は、生協学生委員会の活動がとても活発です。『困っている後輩を何とかしてあげたい』という想いの詰まった新学期活動、組合員の健康と安全を守る「食生活相談会」「自炊教室」や「自転車無料点検」などの取り組み、食堂や購買部のディスプレイや宣伝物の作成など、学生の目線でより利用しやすい生協づくりを担ってくれています。
滋賀県立大学生活協同組合
創 立 1995年4月1日
組合員数 2,674人
供給高 349,339千円
 滋賀県立大学生協は、学生・教職員合計、組合員約二、七〇〇人の生協です。環境活動や地域で活動する学生が多く、そういった色々な組合員が関われる生協であることにこだわっています。

 この間も、環境活動や食育・健康安全の活動を学内の学生団体や研究室、大学の地域貢献プログラムの近江楽座との協業で行ってきています。また、昨年は、学生・教員有志で「県大日本酒PJ」が立ち上がり、東近江市の喜多酒造さんの協力で、大学圃場米を使用した純米大吟醸「湖風」を作成・販売もしました。

 店舗活動では、食堂では地産地消食材の使用にこだわっています。ショップのほうでは、学生に在学中に一〇〇冊の本を読み、読後コメントをつける「読書マラソン」の取り組みをすすめています。
滋賀医科大学生活協同組合
創 立 2003年1月31日
組合員数 1,826人
供給高 201,328千円
 滋賀医科大学生協は二〇〇三年の創立で、滋賀県内の生協の中では一番若い生協です。学生食堂の食事を良くしたい、学内に保育園を作りたい(生協として保育園を運営することも視野に)、そんな願いを背景に生協が設立されました。食堂については、開業の最初に「リクエストメニュー」活動に取り組みました。リクエストしてくれたメニューは(日がわりで)全部作る、そのメニューをリクエストした人は無料で提供する、というものです。のべ五十以上のメニューを提供し、それまで一日百数十人だった利用数は四〇〇人になりました。また、保育園は、大学のご尽力で「学内保育園」として二〇〇九年に開園しています。夏の納涼祭、冬の餅つきなど、保育園児や親御さんを交えての企画も生協の恒例行事として行っています。
しが健康医療生活協同組合
創 立 1995年3月5日
組合員数 3,575人
供給高 316,959千円
 しが健康医療生活協同組合はも皆様方のご支援、ご協力により「こびらい生協診療所」を中心に事業展開を進めながら、十六年を経て今後も医療生協組合員活動をはじめ事業活動の飛躍をめざしているところであります。

 また、二〇一一年度総代会において決議されました、湖南・甲賀地域での新診療所開設計画も二〇一三年度の開設を目標に「湖南・甲賀にみんなの診療所をつくる会」(二〇一一年七月発足)を中心に組合員拡大運動・地域懇談会など開設準備が着々と進んでおります。

 今後も、滋賀県生協連に結集するなかで、ゆたかな組合員活動で、明るいまちづくり「保健・医療・福祉のネットワーク」をすすめ、時代を学び、誰もが安心できる社会保障制度の確立をめざします。そして「組合員要求実現の無限のサイクル」を活かし、まちづくりの夢とロマンを実現できる事業活動をすすめ「健康をつくる、平和をつくる~地域まるごと健康づくり」をテーマに皆さんと共に活動を広げてまいりたいと思います。
滋賀県職員生活協同組合
創 立 1980年7月11日
組合員数 5,059人
供給高 193,823千円
 滋賀県職員生活協同組合は、消費生活協同組合法に基づく職域生協として、「くらしと健康を守り生きがいを育む」ことを目的に共同互助の精神に基づき、組合員の生活の文化的、経済的改善向上を目指し、福利厚生事業の一翼を担って運営しております。また、安全・安心な食事をしていただく食堂の運営、昼食のパン・弁当や飲料を中心にした売店運営や産直商品や家庭常備薬などのカタログあっ旋・旅行事業等さまざまな事業を展開しています。更に、インターネットでの販売など時代に呼応した販売も実施しております。
滋賀県勤労者住宅生活協同組合
創 立 1969年7月8日
組合員数 677人
供給高 913,160千円
 滋賀県勤労者住宅生活協同組合(以下住宅生協)は、昭和四十三年県下の労働組合により勤労者に安価で良い住宅を供給するために設立されました。滋賀県労働者福祉協議会の傘下である事業団体の一員で関連団体には近畿労働金庫や全労済があります。

 住宅生協は、分譲住宅事業、注文住宅事業、リフォーム事業等住宅に関するさまざまな事業を展開しています。

 住宅生協には、協力提携業者会「TCS会」があり、現在五十八社が加盟しています。このうち四十三社が住宅関連のメーカー、業者で分譲住宅、注文住宅、リフォーム事業に対応していますのでお客様のニーズにすばやくお応えできるようなシステムになっています。

 分譲住宅事業は、「レインボータウン」の名称で県下北は、彦根から南は大津まで広い地域で宅地開発をし、分譲住宅を販売しています。現在は「レインボータウン松原」・「レインボータウン高野」が好評分譲中で、「レインボータウン能登川駅前第Ⅰ期」は完売間近です。注文住宅事業、リフォーム事業につきましても分譲住宅事業同様実績を重ねています。

 今後もレインボータウンを通じて組合員様に喜んでいただける家づくり、街づくりを進めていきます。