一九七二年、県下各地に相次いで地域生協が誕生し、共同購入を中心とした生協活動が年々活発になってきました。県下の認可生協も十六となり、広く県下各地で生協の輪がひろがりをみせています。 自治体でも消費者行政推進の立場から、こうした自発的な消費者の活動に応え、補助金や融資制度を新設するなど、消費者活動の中核としての生協に期待が寄せられています。 これらの諸情勢を見きわめ、協同組合運動の原則と精神に則り、それぞれの協同組合の事業経営の交流改善、教育研修調査、研究活動、事業連帯、組合員の生活文化の向上と、自治体との連絡調整を計り、生協活動の一層の発展を期するために、滋賀県生活協同組合連合会の設立を図ろうとするものであります。 一九八一年五月二十六日 滋賀県生活協同組合連合会 設立発起人会 |
(設立趣意書より抜粋) |