滋賀の生協 No.139(2007.2.10)
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お互いが連携し、食と農の理解を深めるための取り組みや環境保全対策等を通じて、地域社会へ貢献をしていきましょう。 |
滋賀県生活協同組合連合会が設立二五周年を迎えられましたことを、JAグループを代表して、心からお祝いを申し上げます。 貴連合会は、食の安全をはじめとして、消費者問題、平和、環境、福祉などの活動を通して地域づくりや暮らしづくりへの貢献ならびに、JAグループをはじめ県内農業協同組合間の提携にご尽力されていることに対し、感謝申し上げる次第です。 さて、わが国農業は、輸入農畜産物の増大と農畜産物価格の低迷に加えて、農業者の高齢化と地域における農業の担い手不足が深刻化しています。 また、国民の食生活においては、生活習慣病の増加、食と農の距離の拡大、食料自給率の低下など多くの問題を抱えております。 このような状況の中で、JAグループ滋賀では、地域農業をささえる認定農業者、特定農業団体などの「担い手」の育成と確保に全力を挙げて取り組んでいます。 一方、残留農薬、BSE問題等で消費者の食に対する関心が高まっている中で、生産管理と生産履歴記帳を徹底し、環境保全対策を進め、環境こだわり農産物の生産拡大に努力しているところです。 今後ともお互いが連携し、食と農の理解を深めるための取り組みや、環境保全対策等を通じて、地域社会への貢献を果たしていくとともに、滋賀県生活協同組合連合会の更なる発展をご祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。 |